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【リワーク利用体験記】リワークを選んだ理由と施設選びのポイント4選

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【リワーク利用体験記】リワークを選んだ理由と施設選びのポイント4選【リワーク利用体験記】リワークを選んだ理由と施設選びのポイント4選 リワーク

みなさん、お疲れ様です(^^)

うつ病や精神疾患を理由に仕事を退職してしまった方や
休職しているけどすぐに復職するのは不安という方、
一人で悩みを抱え込んでいないですか?

私も以前はその一人でした。
うつ病で休職して回復傾向になったものの、
働いていた時より体力は落ちてるし
人間関係も自分のスキルも不安。

そんな時に私が利用したのが「リワーク」でした!

そこで今回は

  • なぜ就労移行支援事業所ではなく、リワークを選んだの?
  • リワークや就労移行支援事業所の利用にはどんな手続きが必要?
  • リワーク施設の選ぶポイントが知りたい!

といった疑問にお答えします!

この記事を読んでくださった方にとって
リワーク選びの参考になると幸いです(^^)

リワークについては下の記事で解説しています↓

【関連記事】【リワーク利用体験記】リワークプログラムを利用するメリット&デメリット各3選とその理由

私がリワークを選んだ理由。それは単純です(笑)

私がなぜ、就労移行支援事業所ではなく
リワーク施設を選んだかというと、

単純に、情報がなかったから」です(^^;)

拍子抜けした方、すみません。

そもそも私がなぜ、リワークに行きついたかを説明します。

リワークを知ったきっかけ

うつ病で休職中のある日のことでした。

「休職期間も残り5ヶ月ぐらいしかないけど、
5ヶ月後に私が仕事をしている想像ができないし、
正直言って私はこの先『仕事』という環境で生きていけるのだろうか。」

という不安でいっぱいでした。

そこで思いついたのが

「自分の病気を理解することで、
職場やこれから出会う周囲の方々に
病気について説明しつつ、配慮してもらうしかない!」

と自分で動くことでしたが、
いざうつ病に関する本を5~6冊買って
読み進めていくうちに

こんな私を理解してもらえるのだろうか?

理解してもらえなかったらどうしよう。

という自分の病気理解に責任を感じ、
心につらく重い圧力がかかった感じがしました。

そんな中、あるうつ病に関する本の中に
「リワークプログラム」という言葉を見つけました。

本の内容にはリワークプログラムの内容が
簡単にしか紹介されていなかったので
自分で調べていくうちに、私が住んでいる地域で
リワークプログラムを行っている施設があることが判明しました。
しかし、施設が3つほどしかなく、
しかもそのほとんどが通院している病院が指定されていました。

通院先の病院は比較的話を聞いてくれるので
転院は嫌だなと思い、消去法
通院先の自由が利くリワーク施設を選びました。

自分で知らないとたどり着かない「障害福祉サービス」の現状

このように私たちは自分で情報を得ようと動かない限り
リワークや就労移行支援のような
障害福祉サービスの存在にたどり着かないのが
昨今の問題だと個人的に考えています。

私が主治医に「リワークに通いたいです!」
と申し出た時も
「リワークをなんで知っているの?」
と逆に聞かれました。

その時に
医療と福祉、そして地域のつながりが希薄なんだなぁ
と感じました。

ですので、私の体験を通して
この記事やブログを読んでくださっているみなさんに

一人で悩まなくていいんだよ。

こういうサービスがあるんだよ

というのをお伝え出来たら嬉しいです(^^)

ちなみに私が「リワークプログラム」を
初めて知るきっかけとなった本がこちらです↓

リワークを利用するにはどうしたらいい?

リワークを利用するには、5つのステップがあります。

↓はリワーク利用までの流れを図にしてみました!↓

就労移行支援事業所の利用までの流れ

聞きなれない言葉が多くてちょっとイメージしづらいですね(^^;)
少しでもわかりやすくなるように、解説していきますのでご安心を。

ちなみにリワークは市町村での手続き上、
就労移行支援と同じ括りで扱われます。

しかし、市町村によって利用までの流れが異なる場合もありますので
リワークが気になる!」という方は
一度、お住いの地域の障がい福祉課に問い合わせてみると
より具体的な流れを知ることができます。

1. 事業所を探す

まずは、ご自身が通える地域の就労移行支援事業所を探してみましょう。

最近はインターネットの情報サイトなどで
お住まいの地域の就労移行支援事業所を検索できますし、
各事業所がホームページを作成している場合もあります。

一人で探すのが不安という方は、
市町村役場の障がい福祉課窓口で相談することもできます。

ご自分に合った方法で事業所探しをしてみましょう!

2. 【重要!】見学・体験をしてみる

次に事業所を見学・体験してみましょう!

事業所選びは、「ご自身の特性と環境に合うかどうかが重要です。

ホームページや市町村役場の窓口で聞いた情報だけでは
判断が難しいポイントをいくつか紹介しますので
事業所の見学に行かれる方はぜひメモをしてチェックすることをオススメします!

今だから言えるリワークを選ぶ際のポイント4つ

利用の流れに関する説明の途中ですが、
ここで私の経験から
今だから言えるリワークを選ぶ際のポイント4つをご紹介します!

もし今からリワーク施設を選ぶなら
これは見学・体験時に絶対チェックする!
という内容になってますので
ぜひ参考にしてみてくださいね(^^)v

リワークを選ぶ際のポイント4つ!
  1. 事業所内の雰囲気
  2. 利用者さんやスタッフの様子
  3. 受講できるプログラムの詳細
  4. 無料で提供されるサービス
    (フリードリンク、コピー機の使用など)
1. 事業所内の雰囲気

まず、体験で入って感じ取れる

事業所内の雰囲気

って結構大事です!

居心地がいいな」、「なんか雰囲気と合わないな…

などの自分の感って実は当たることが多く
私が勤務している就労移行支援事業所でも
新規の利用者さんによく言われるポイントでもあります!

入ったときの雰囲気でここに決めました!
と言われる利用者さんもいるくらい、
入ったときの事業所内の雰囲気に対する直感は
意外と侮れませんので感じ取った気持ちや気分を
ぜひメモしておくと良いでしょう。

2. 利用者さんやスタッフの様子

次に注目すべきポイントは
利用者さんやスタッフの様子」です!

グループワークや作業系の施設であれば
他の利用者さんやスタッフに話しかけやすい雰囲気か
一人で黙々と学習するスタイルの施設であれば
静かな雰囲気かつスタッフに質問がしやすいかであるかを
事前に把握しておくと
ご自身の特性や性格にあった施設選びがしやすいです(^^)

1.事業所内の雰囲気と同様に
自分の直感で良いので
「スタッフの感じが良い」「他の利用者さんも穏やかそう」
などのメモをしておくと、
複数施設を見学した後、利用する施設を決める際にかなり役に立ちます!

3. 受講できるプログラムの詳細

みなさんが見学や体験でよく観察するであろう
受講プログラムですが、
注目のポイントとして次のような点が挙げられます。

  • 各プログラムが
    参加が必須 または 自由参加のプログラムであるか
  • 利用検討時の自分の状態に合ったプログラム内容であるか
  • 自由参加のプログラムの場合、
    不参加の際に施設内で過ごせる場所がある
    (個人ブースや別エリアでの学習等ができるか)

各リワーク施設で要となるプログラムは
参加必須である場合が多く(体調不良等を除く)、
そのプログラムが利用時の自分の状態から
負荷がかからないか事前に把握しておくと
ミスマッチを防ぐことができます。

また、プログラムに参加しない時に
気まずさを感じないためにも
別の場所で過ごすことができると安心です(^^)v

【超重要!】4. 無料で提供されるサービス

私の経験上、意外に盲点だったのが

無料で提供されるサービス」です!

事業所によっては飲料水就職活動に必要な書類の印刷有料の場合があります。

私自身も
「え?これ有料なの⁉」
と通所開始してから気づくことが多々あり
「なんか、利用しづらいな。(不便だな。)」
と感じて利用に前向きになれないときがありました。

金銭的な不安を抱えている方にとっては
ストレスの原因になる可能性が高いので
利用開始前に必ず確認しましょう!

3. 利用するリワーク施設を決める

いくつか施設を見学・体験した後は、実際に利用する事業所を決めましょう。

見学・体験を通して得た情報をもとに
ご自分の特性や環境、利用目的に沿った事業所を選ぶと良いでしょう。

決め手となるポイントとして大事にしてほしいのは
自分が無理なく通えるか」がポイントです!

当たり前のことだと思うかもしれませんが、
私が就労移行支援事業所で勤務していると
見学・体験にきた方の中には
復職・再就職への思いが強いことから
自分に負荷をかけることを前提として
背伸びしそうになる方もいらっしゃいます。

もちろん、今まで安静にしていた状態から
社会復帰に向けてと何か取り組むことは
少なからず負荷はかかりますが
程よく、適切な負荷を超えると
再び体調を崩してしまう可能性もあるので
施設選びは慎重に行いましょう。

4. 「障害福祉サービス受給者証」の申請をする

リワーク施設の利用には
障害福祉サービス受給者証」の申請が必須です。

申請には

①市町村役場を通じやること

②相談員さんを通じてやること

の2つの大きなステップがあります。

※「相談員」とは?

正式には「相談支援専門員」と言い、
障がいのある方の日常生活や社会活動に関するヒヤリングや、
地域行政が提供している福祉サービスの情報提供、
実際にサービスを利用する際の利用計画を作成、
関係する機関(市町村障がい福祉課や福祉施設など)との連絡・調整といった
本人の自立や家族のサポートを行う障がい福祉の専門員です。

市町村役場の窓口や通いたい就労移行支援事業所
お住まいの地域を管轄する相談員さんを紹介してもらえます

①市町村役場でやること

  1. 障がい福祉課の窓口に出向き、
    リワーク施設の利用したい」と伝え、
    障害福祉サービス受給者証」の申請する
  2. 1.の際に認定調査の日時を決め、後日自宅にて認定調査を受ける
     
※「認定調査」とは?

障害程度区分の認定や支給の要否決定を行うため、障害者等と面接をし、その心身の状況、その置かれている環境等について調査を行う
厚生労働省 障害保健福祉関係主管課長会議資料 資料4−1 障害程度区分等について 3. 認定調査について
https://www.mhlw.go.jp/topics/2005/04/tp0428-1h/04-1-3.html

②相談員さんを通じてやること

  1. 相談員さんが障害福祉サービスの利用申請に必要な
    サービス等利用計画案」を作成するための「計画相談」を行う
  2. 計画相談終了後に相談員さんが「サービス等利用計画案」を作成し、
    後日完成した計画案で良いか、確認のサインをもらいにくるので
    内容を確認し、サインをする

これらの2つのステップを踏んだ後、
お住まいの地域の行政機関内で
サービスを受けさせても良いかの会議(支給決定会議)が行われます。

会議で承認されれば
障がい福祉サービス受給者証」が発行され、
ご自宅に届けられます。

私が申請したときは
申請から発行まで約1ヶ月ほどかかりました。

少し時間がかかってしまいますが
施設によっては仮入所体験といった形で
利用できる場合もありますので事業所の方に相談してみましょう。

実際に私もリワークを利用するにあたって
障害福祉サービス受給者証が発行されるまで
「仮入所」という形で利用していました。

ちなみに、仮入所の際のサービス利用分は
サービス受給開始日以降でない限り、原則全額自己負担になりますので
注意が必要です。

5. 利用するリワーク施設との契約

「障がい福祉サービス受給者証」が自宅に届いたら
やっと利用する事業所と契約ができます。

契約の際には必ず受給者証を持参し、事業所の方に渡しましょう。

6. 利用開始!

ここまできて、ようやく利用開始できます。

利用初日には「個別支援計画」という
就職に向けての長期目標や短期目標などを
リワーク施設のスタッフと立てます。

その計画に沿って通所したり、プログラムを受けたりすることで
就職へのトレーニングを行います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回の記事でお伝えしたいことを下にまとめてみました↓

  • 私がリワークを選んだ理由は「単純に情報がなかった」から
  • リワークの利用までに6つのステップがある!
  • リワーク施設を選ぶポイント
    1. 事業所内の雰囲気
    2. 利用者さんやスタッフの様子
    3. 受講できるプログラムの詳細
    4. 無料で提供されるサービス
      (フリードリンク、コピー機の使用など)

上記に関する内容やその他気になることがございましたら
ぜひコメントでお気軽に質問いただけますと幸いです(^^)

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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